ジャパンアニメーション発祥の地 練馬:実在の場所
練馬区の主張は誇張ではなく具体的で、区自身がはっきり書いています。日本初の劇場用カラー長編アニメーション『白蛇伝』が一九五八年に東映動画によって、日本初の三十分連続テレビアニメ『鉄腕アトム』が一九六三年に虫プロダクションによって、いずれもこの地で作られました。そして制作会社はここに残りました。訪れる人が実際に見られるのは三か所で、いずれも無料かそれに近く、どれも旅行案内には載っていません。等身大のブロンズ像が並ぶ駅のデッキ、東映アニメーション自身の建物のなかにある博物館、そして区の他の所蔵品とともにアニメーションの機材やセル画を保管する郷土資料館です。池袋から西武線で四十分。このサイトのなかで群を抜いて観光地らしくない項目であり、そこが要点でもあります。
3か所
像
大泉アニメゲート
北口のペデストリアンデッキに、二〇一五年四月から等身大のブロンズ像が並びます。『鉄腕アトム』のアトム、『あしたのジョー』の矢吹丈、『銀河鉄道999』の星野鉄郎とメーテル、『うる星やつら』のラム。除幕の式典には松本零士、高橋留美子、手塚眞が出席しました。あわせて「ねりまアニメ年表」とグラフィックウォールがあり、このデッキは写真を撮る場所というより、区の主張そのものとして読めます。
- 住所
- 東京都練馬区東大泉 西武池袋線 大泉学園駅北口ペデストリアンデッキ
- 行き方
- Seibu Ikebukuro line, Oizumi-Gakuen, north exit, at the station
西武池袋線の大泉学園駅北口を出てすぐ。池袋から二十分ほど。屋外で無料、駅が開いているあいだは見られます。
博物館 · 独自の作法がある場所
練馬区立石神井公園ふるさと文化館
区の郷土資料館で、アニメーションの制作機材やセル画を、練馬のそれ以外のすべてと並べて所蔵しています。区のアニメーションサイトがアニメの場所として挙げているのもその点です。撮影台が農具や戦時の記録のあいだに並んでいる光景は、どんな記念碑よりもこの土地の主張をよく示します。
- 住所
- 東京都練馬区石神井町5-12-16
- 行き方
- Seibu Ikebukuro line, Shakujii-koen, about 15 min on foot
石神井公園駅から徒歩十五分ほど。大泉学園の一つ手前の駅で、館名の由来である公園に隣接しています。
独自の作法がある場所. 開館時間と休館日のある区立の施設で、アニメーション関係の資料は区全体を扱う収蔵品の一部です。セル画を目当てに出かける場合は、何が展示中かを事前に確認してください。
博物館 · 独自の作法がある場所
東映アニメーションミュージアム
東映アニメーション自身の建物のなかにある博物館で、制作資料と社史を展示しています。一九五八年に『白蛇伝』を作り、以来この住所からセーラームーン、ドラゴンボール、ワンピース、プリキュアを送り出してきた会社です。ライセンスを受けた観光施設ではなく、稼働中のスタジオの博物館であり、静かなのはそのためです。
- 住所
- 東京都練馬区東大泉2-10-5
- 行き方
- Seibu Ikebukuro line, Oizumi-Gakuen, north exit, about 15 min on foot
大泉学園駅北口から徒歩十五分。アニメゲートと同じ出口です。
独自の作法がある場所. 毎週水曜が休館で、さらに不定休があります。館自身が「入館前に必ず開館カレンダーを確認」と書いており、その通りにしてください。七名以上の団体は事前予約が必要です。
この一覧の作り方
作品自身、その出版元、または自治体の観光ページが名前を挙げている場所だけを掲載し、読んだページと読んだ日付を併記しています。座標はOpenStreetMapまたは国土地理院のもので、Googleからは取得していません。
作品の一場面と現地の写真を並べることはしません。場面は文章で説明します。それは同時に、スクリーンリーダーでも三つの言語でも使える形です。 確認と並び順の詳細はこちら。